GUIDE 01
作業に合うAIの選び方
AI選びで最初に見るべきなのは評判ではなく、何を渡し、何を受け取り、どこまで確認できるかです。
同じ「文章を作る」でも、白紙から企画する作業と、PDFを根拠に要約する作業では適したAIが変わります。候補名を先に決めると、不得意な工程まで1つのAIに任せてしまい、修正回数が増えます。まず作業を分解し、必要な能力を決めてからサービスを当てはめます。
最初に確認する5つの軸
- 入力文章、PDF、画像、URL、コードのどれを渡すか。
- 完成物要約、記事、画像、コード、資料、ワークフローのどれが必要か。
- 正確性アイデア優先か、出典や動作確認が必要か。
- 速度数分でたたき台が必要か、時間をかけて調査するか。
- 運用単発利用か、毎週繰り返す作業か。
1つに決めず、工程で分ける
調査が必要な記事なら、検索と出典整理、構成作成、文章化、事実確認を分けます。検索に強いサービスの回答をそのまま公開せず、根拠の一覧を中間成果物として残し、別のAIにはその一覧と目的だけを渡します。こうすると、どの工程で誤りが入ったかを追いやすくなります。
調査→構成→制作→検証
迷ったときの決め方
候補を2つに絞り、同じ入力と出力条件で小さな試作を行います。比較するのは回答の好みだけではありません。追加指示の回数、根拠の確認時間、コピー後の修正量まで記録します。月額料金が安くても毎回の修正に時間がかかるなら、実務上のコストは高くなります。
最終的には「このAIが最強」ではなく、「この工程ではこのAIを使う」というルールを作るのが再現性の高い選び方です。
選定チェックリスト
- 入力した資料の扱いと保存設定を確認したか
- 出典や数字を人が確認できる形で受け取れるか
- 完成物を次の工程へ渡しやすいか
- 無料枠を超えた場合の費用を許容できるか
- 同じ作業を繰り返すときの手順を残せるか